高みを目指す美容師であれば、多くの指名をもらい、売り上げをどんどん更新し、もちろんお給料もたくさんもらいたいところですよね。人気の美容師になるにはどうすれば良いでしょうか?それは人気の美容師の行動にヒントがあると思います。
今日お話しする人気の美容師とは?
今日お話しする人気美容師とはずばり、私の髪を担当してくれている美容師さんのお話しです。
私が通っている美容室は単価10,000円を超えていて、担当してくれているオーナーは毎月コンスタントに500人以上のお客様を担当しています。ざっくり計算してみても、1日平均で20人を担当していることになります。もちろん土日の方が予約は多いので1日30人を超えることもあるそう。
私なんかは土日に予約するのが気まずすぎて、平日の日中にお伺いするわけですが、それでも私以外にも同時に担当されているお客様が大体います。
一度、別のスタッフさんに「○○さんって最大何人くらい同時に担当されているんですか?」と聞いたところ、最大5人くらい同時に担当していることもあるそうです。驚きです。
絶対忙しいはずの美容師さんなのに前回のオーダーを完璧に覚えている
妻と一緒にこの美容室にお伺いすることもあるのですが、相当に忙しいはずの美容師さんなのに妻の前回のカラー内容を覚えてるんですね。妻が「前回よりも明るく〜〜〜」などと言うと、「前回これくらいだったのでこれくらいにしましょうか」と的確に明確に返事が返ってきます。
これだけの量をこなす美容師さんなのに、どうやって前回のカラーを覚えているんだろう?と不思議で仕方ありませんでした。この量だったらカルテも管理しきれないよなと思っていたんです。
そこで聞いてみることに。
僕「○○さん、前回のカラーとかなんでそんなに覚えてるんですか?」(ドストレート笑)
美「1日の終わりに全員分のカルテ書いてるんですよ。次の日になると忘れちゃうから。あははは、、」
営業終了後に当日来店した全員分のカルテを書いていた
1日の終わりに20人分のカルテ書いてるの!?夜までは一人一人の施術内容覚えてるんですね。半端ない!と感じました。土日だったら30人とかになるわけですよ。
営業時間内にカルテを書くとお客様を待たせてしまうこともあるので、営業終了後に全てまとめて書いているそう。全員分のカルテですから、時間も結構かかりますよね。
営業をなんとなくでやってたら、夜にはカラーの量なんて忘れちゃうだろうけど、一人一人に大して全力で取り組んでいるから記憶に残るんですよね。
お客様のオーダーを覚えておくことや、カルテを書くこと、一つ一つは当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことをしっかりと着実に行って成長していくことが、結局最終的に近道になってるんじゃないか?と考えさせられますよね。