ホットペッパービューティーに始まりホームページやインスタグラムなどのSNSと、美容師個人として露出する機会がとても増えています。その際必ずあるのがプロフィールですが、どんなプロフィールを書けば良いのでしょうか?
こんにちは!「すべての美容室にウェブマーケティングを!」三上です。
美容師さんが掲載するべきプロフィールを、先日芸能界に復帰したロンドンブーツ1号2号の田村亮さん、ロンブー亮のプロフィールを拝借して考えていきます。
目次
ロンブー亮さんのプロフィール
ロンブー亮さんの復帰に伴い、相方のロンブー淳さんのこんなツイートが。
『宣材』
株式会社LONDONBOOTS
所属タレント 田村亮お仕事の依頼はコチラまで↓
(lonbooinc@gmail.com)小さな事務所ですので、お金をかけず、街の写真屋さんで撮ってもらい、衣装もメイクも自分でやってもらいました。ここからまた新たな一歩を踏み出して欲しいです。
よろしくお願い致します。 pic.twitter.com/ScWd7fP12j
— 田村淳社長△ (@atsushilonboo) January 20, 2020
この中に、亮さんのプロフィールがありました。
このプロフィールを見ていきます。
前提としてターゲットは誰か
田村亮さんの場合、ターゲットは主に制作会社(やキャスティング会社)です。つまり、田村亮さんを番組で使いたいなと思ってもらいたいわけです。
美容師さんの場合は、見込み客の方々に見て頂き「あ、この人に髪やってもらいたいな」と思ってほしいですよね。
なのでターゲットは全然違うのですが、前提とする考え方は共通していると考えています。
ほかの人にないプロフィールが強みになる
田村亮さんの場合、免許・資格欄が面白いですよね。
- 狩猟免許(罠・網)
- 二級船舶
船舶はたまに持っている方がいますが、特に狩猟免許。しかも罠・網。そんな免許があることすら知らない方も多いと思います。私自信も知りませんでした。
制作会社からすれば、狩猟関係の番組だったらアリかもなと思いますよね。
美容師さんに当てはめれば、自分と同じような資格や趣味があれば共感度が高まります。
解像度の低いプロフィールは意味がない
前の項目とは矛盾しますが、例えば趣味の「漫画」。
漫画が好きな人はたくさんいると思いますが、これを見て「田村亮さんと漫画の話したいな」と思ったりしますでしょうか?
一言に漫画と言っても、ワンピース好きと少女漫画好きでは話が合わないですよね。田村亮さんの場合は芸能人なので、特定の漫画のタイトルを出さないのでしょうが、こう言ったプロフィールの場合はもっと解像度をあげる必要があります。
- 漫画 → ジャンプ系のマンガが好き
- 読書 → 東野圭吾が特に好き
- 映画 → サスペンス映画が好き。一番好きなのはバタフライエフェクト。
などと、解像度をあげることで刺さる人には刺さる内容になります。
なんでも出来ます系は誰にも刺さらない
上記と同様に、美容師さんのプロフィールでありがちなミスがターゲットを「誰でも」に設定してしまっているケース。
- 似合わせが得意です
- あなたのなりたいを叶えます
- あなただけのヘアスタイル
耳障りは良い言葉なのですが、当たり前すぎたり、みんなが同じことを言ってるので中々刺さりません。
飽和している業界や状況では、必然的に専門化が進んでいきます。
・味噌でも醤油でも家系でも、あなたの好きなラーメン出します。
みたいな店よりも、
・うちは味噌ラーメンがウリなんで味噌が好きな人は是非食べてみてください。
の方が刺さるんですよね。どうでしょう、自分が味噌食べたければ下のお店にいくし、家系食べたかったら他の家系専門店に行きますよね。
スタイリスト美容師のプロフィールの書き方はターゲットを明確にすることから
マーケティング用語でいうと「ペルソナ」なんて呼びますが、あなたが現実的に来て頂きたい人物像を作ってきます。
性別・年齢・趣味・職業・休日の過ごし方・好きなブランドなど。
その一人に興味を持ってもらえる、共感してもらえるプロフィールを考えることからはじめてみましょう。