こんにちは!「すべての美容室にウェブマーケティングを!」三上です。
集客をホットペッパービューティーなどの広告媒体だけに頼らず、自社のホームページで集客できたら最高ですよね。しかし現実問題、あなたの美容室もホームページで集客できていないのではないでしょうか?
もし、集客出来ていないとしたら、これからあげる6つの項目を順にチェックしてみてください。上から順に出来ていれば必ず集客に結びつくはずです。
目次
そもそもホームページのアクセスが少ない
どんなに良いサイトが出来上がったとしても、極論見ている人がゼロだったら当然集客には繋がりません。当たり前です。
弊社がホームページをリニューアルする際、リニューアル前のサイトのアクセス解析を見せて頂くことがあります。そうすると、なんと月間のアクセスが100だとか、PVが300だとか、そんなサイトがザラにあります。サイトはすごくオシャレなのにもったいない!と思うこともしばしばあります。
ホームページ集客に必要なアクセス数
サロンの地域とホームページの流入経路により、成約率(サイト流入人数から予約の人数の割合)が変わるので一概に答えはありません。
弊社で企画・制作させて頂いた美容室のホームページでは、少なくても月間1,000アクセス、5,000PV程度はあります。多いサロンで30,000アクセス・80,000PV程。
サロンにより集客数はまちまちですが、月間1,000アクセス・5,000PVくらいだと毎月5〜10人の集客に繋がっているとサロンオーナーから報告を受けています。
え?うちのサイトはもっとアクセスあるよ?という美容室のあなたは次の理由があるかもしれません。
美容室商圏のユーザーがホームページにアクセスしていない
さて、ホームページの月間アクセス数が1,000以上になりました。それでもホームページで集客ができない!なぜでしょうか?
ホームページのアクセスが仮に1,000,000あったとしても、それが全てアフリカからのアクセスだったとしたら集客には繋がりません。自明の理です。100キロ離れた美容室に行こう!と思う人もごく少数でしょう。
実店舗集客のウェブマーケティングに重要なのは、全体のアクセス数よりも商圏ユーザーのアクセス数です。
あなたの美容室の商圏にいる人たちにホームページを見てもらわないことには集客に繋がりません。
商圏のユーザーにホームページを見てもらう方法
商圏のユーザーに見てもらえていない場合、ホームページの流入経路を調べてみましょう。可能性としてホームページの企画・設計に失敗している可能性があります。
また、スパムのアクセスというのもあり、、、それらでアクセスを稼いでしまっているケースもあるのでこちらもアナリティクス等の解析で確認する必要があります。
調べ方がわからない場合は当社でご相談可能です。
それでも集客ができない!という美容室は以下でつまづいているケースが一番多いです。
ユーザーがあなたの美容室に行く理由がない
美容室難民だとかヘアサロンジプシーなんていう言葉が生まれてからもう何年も経ちました。彼女彼らたちは通う美容室が決められないでいます。つまり、自分に合うサロンがわからないんです。何年も何年も。。。そう思うとすごく可哀想だと思いませんか?
ユーザーが自分にとってベストなサロンを見つけて通って、綺麗になって、心も豊かに毎日を送ることが出来るようになったら、幸せの幅が大幅に広がるはずです。2〜3ヶ月に一回美容室を探している時間をもっと有意義に使うことができます。
そんなユーザーのために、あなたの美容室に行く理由を打ち出さないといけません。
「美容室に行く理由」ってなにか?
- 綺麗に可愛くなりたい
- 伸びてきてボサボサ
- カラーが伸びてみすぼらしい
- 定期メンテナンス
- リラックスしたい
美容室に行く理由も人それぞれです。であれば、あなたのサロンは誰にどんなサービスを提供できるでしょうか?ここから考えなければならないのがターゲットの明確化です。
例えばヘアスタイルなどの作品を作って公開している美容室は「綺麗に可愛くなりたい」女性をターゲットに対して、「うちの美容室に来たらこんな雰囲気になれるよ」ということをアピールしています。ヘアスタイル作品に一貫性がある方が集客出来ているのはイメージにズレがないためです。
リラックスしたいのであれば、ヘッドスパやマッサージ、個室や静かなサロンなどが選ばれるでしょう。
「あなたの美容室に行く理由」を作る方法
「あなたの美容室に行く理由を作る」ということは、ターゲットを明確にし、自社のサービスと紐づけて彼女彼らにホームページで伝えることです。
簡単な言葉で言えば差別化です。差別化というと難しそうですが、実はほとんどの美容室には差別化ポイントがあるはずなのですが、自分のサロンだけを見ていてはわからないんですよね。他のサロンと比較して、ターゲットユーザーの気持ちになって考えることで少しずつ見えてきます。
ターゲットユーザーがあなたのサロンに行って嬉しいことはなんですか?
真剣に考えていくとうっすらと光明が見えてきます。余談ですが、弊社でホームページの制作をする際はサロンオーナーと膝を突き合わせて話すのですが、この段階が一番大変で、尚且つ楽しいポイントです。
明確になったら他のサロンではなく、あなたのサロンが良いことをはっきりと断言します。もし足りない素材があるならば、新しく導入することも検討が必要です。
当然ですが、これらの経営努力は必須です。経営努力をしたくない美容室ならば、価格を下げてホットペッパービューティーMAXプランに掲載することをオススメします。
ユーザーに予約を促していない
僕が育った世田谷区の「上北沢駅」でホットペッパー検索してみると、13件の美容室がヒットします。非掲載のサロンを考えると上北沢駅周辺だけでも20〜30件ほどの美容室があることが想像できます。
あなたの美容室のホームページを訪れた人が「いい感じだなぁ」と思ったとしても、「他にももっといいサロンがあるかも!」と思って他のサロンを探しに行くのは当然です。
あなたもホテルの予約をするときに、このホテルいい感じだけど他のところも一応見てみよう!なんて考えたことありませんか?他のホテルを見ているうちに、そっちも気になってきて結局忘れてしまったりしますよね。飲食店を探すときも同様です。
ユーザーに予約を促す方法は?
であれば、ホームページに来てもらって「いいなぁ」と思ってもらったタイミングで「ぜひ予約してね!」と伝えないとユーザーも踏ん切りがつきません。
ホテルであれば残り○部屋とか、何日前までなら割安だとか、そういった予約を促す方法を取っています。
サロンであれば、あなたが接客するわけですから、あなたの言葉で「ぜひご来店ください!」と言って良いんじゃないでしょうか?だって他の美容室に行くよりも、あなたのサロンに来た方が喜ぶはずですよね?ユーザーが予約する一押しはあなたの役目です。
予約の仕方がわからない or 面倒くさい
ここまで来たらもう予約してくれてもおかしくないところですが、こう言った事実もあります。
- どこから予約して良いのかわからない
- 電話するのが面倒くさい
- 電話に出ない・繋がらない
- 営業時間外で予約出来ない
- ネット予約の会員登録が面倒くさい
以前、僕が飲食店を予約しようと電話した時、相手の電話の調子が悪かったんだと思いますが、電話が途切れ途切れだったことがあります。そうなると予約内容を伝えるのもままならず、面倒くさくなって予約するのをやめました。
他にもネット予約しようと思ったらエラーが出て予約出来ないとか、会員登録しないと予約が出来ないとか、これらってユーザーからするとすっごく面倒なんですよね。
行く前から「こんなお店で大丈夫かな?」と心配になるし、それならもっと簡単に予約できるところに行こう、ってなっちゃうのは当然です。
予約を分かりやすく簡単にする方法
ホットペッパービューティーが一番分かりやすい例ですが、各所に「予約する」というピンクで目立つボタンが設置されています。
必要なポイントに予約ボタンがあれば、ユーザーもここを押せば良いとすぐに分かります。自社のホームページで集客する場合も、「予約する」や「ネット予約」などボタンを配置しましょう。
更にホットペッパーの場合、基本ネット予約で24時間予約受付できて、予約可能な枠も表示されるのでユーザー側では大変便利です。
自社サイトで24時間予約受付するのなら、確実にネット予約のシステムは必須です。それも会員登録など不要で予約まで簡単に進めるシステムがおすすめです。
予約経路の切り分けが出来ていない
ここまで全て問題ない!という方もいるかもしれません。その場合、ユーザーの予約経路が切り分け出来ていない可能性があります。
よくあるのは、ホームページを見てからホットペッパーで予約したというケース。もちろん逆もありえます。
この集客をホットペッパーの集客と数えるか、ホームページの集客と数えるかは考え方によりますが、ウェブマーケティングにおいて重要なのは「知ったきっかけはどこか?」ということです。
知ったきっかけを区別することで、各媒体の費用対効果が明確できるためです。ホットペッパーで50人集客してるつもりが30人だったとしたら、見方も少し変わりますよね。
どんぶり勘定で「いい感じだからいいか〜」というのも憧れますが、経営はこれでは成り立ちません。
予約経路を切り分ける方法
この場合、アナリティクス等のウェブ解析では把握することができません。つまり、来店したお客様から確認するしかありません。
カウンセリングシートに「当サロンを知ったきっかけ」という項目を作って、ホットペッパー・facebook・instagram・ネット検索などのチェックボックスを設けましょう。更にネット検索の場合調べたキーワードまでわかると、今後対策すべきキーワードやユーザーから見た自サロンの魅力がわかります。
結論、集客できない美容室はホームページを見直すべし!
ここまで全て出来ているのに集客が出来ていない!という美容室はないと思いますが、どこに課題がありそうでしょうか?上から順に解決していけば必ず集客に結びつくはずです。
弊社では、これらの取り組みを美容室オーナーはもちろん、スタッフさんにも協力してもらい自社ホームページでの集客を実現しています。
自分たちや今のウェブ制作会社・コンサル会社ではもう手に負えない!と感じたらお気軽にご相談ください!ご連絡お待ちしております。